
子どもとどうやってかかわればいいのか、わからない…
何か指導員としての「かかわり方のポイント」とかあるの?



あるよあるよ
とっておきのいいのがあるよ♡
今日は「子どもとのかかわり方の極意」についてイオピーマンなりに簡単にわかりやすくお伝えします。
この記事を読むことで学童保育で子どもとかかわるポイントについてが理解できるようになります。
そうなることで、子どもとのかかわりがナイスな指導員となり、子どもの生活は安定に包まれます。
子どもの健やかな成長には指導員の適切なかかわりが必須です。
子どもの豊かな育ちは指導員によって守られます。
今回もとっても有益な内容となっていますのでどうぞ最後までお付き合い下さい。
指導員のかかわりとは?


指導員は子どもと毎日かかわります。
一緒にあそんだり、ときに子どもと行事に向けて取り組んだりするのが指導員の仕事となります。
そのかかわり方は多岐にわたります。
色々なケース、さまざまな状態によって指導員のかかわり方は多様に変化させる必要があります。



答えはひとつじゃない
とても、むずかしい
指導員はその時その場に応じた柔軟な思考を持ちつつ、専門的に子どもとかかわることが求められます。
そして、その子の性格や特性をよく理解した上で、一人ひとりに応じた適切な支援を行います。



かかわり方は無限...
今回は、ヒトツのヒント(極意)をお伝えします。
これだけがすべてとは言いきれませんが、このかかわり方を極めれば、ほぼほぼ問題は解決します。



9割は解消♬
その極意は「一緒に」


指導員が子どもとかかわる極意とは、ひと言で表すと「一緒に」です。
指導員は子どもと一緒にあそびます。
一緒に何かの活動に取り組みます。
かかわり方の極意は「やりなさい」ではなく「一緒にやろう」です。
ということです。
ポイントは指導員と「一緒に」です。
子どもは指導員にじっくり、ゆったりと「かかわってほしい」と思っています。
だから、指導員の気を引く行動をとります。



もっとみてほしい
かかわってほしい



よしっ、暴れてやるぜー
子どもは無意識でそうしています。
だから、指導員が子どもに問題行動をしている理由をきいても、「さみしいから…」とは子どもは答えません。
しかし、根本にある思いは「かかわってほしい」であると想像してみます。



もっとみてほしい
かかわってほしい
さみしいよー
だからそこで指導員が子どもと一緒に何かをすることで子どもは安定します。
- 一緒に、鬼ごっこ
- 一緒に、ボードゲーム
- 一緒に、工作
- 一緒に、忘れものを取りにいく
暴れている子どもにも「一緒に」という言葉は効果的です。



一緒にあそぼう
落ち着いて♬
これは、学童保育で大切にされている「よりそう」かかわりとも似ています。
上から抑えつけるような強制的なかかわりではなく、同じ方向を向いて「共に歩むかかわり」のことです。
指導員と子どもの関係は横並びの関係です。
学童保育で指導員は子どもと共に育ちます。
【学童保育実践】子どもに伝える極意①〜問いかけて共感する(注意編)
【学童保育実践】子どもに伝える極意②問いかけて共感する(ケンカ編)
- 何を言っても、言うことを聞かない子ども...
- あそびに入らず、いつも様子を見ている子ども...
- 宿題に集中できず、落ち着かない子ども...
このようなケースに「一緒に」という言葉を子どもにかけてみます。



問題の9割は解消♬
また生活のルールにおいては「言うことを聞かせる」のではなく、「子どもと確認し合う」かかわり方がポイントになってきます。
子どもと確認し合う


ルールについて指導員と子どもが一緒に「確認し合う」というかかわりがとても重要です。
「確認し合う」ことは、ルールを「守らせる」とか「押し付ける」こととは異なります。
だから
「言うことを聞かせる」
「正しい道を示す」
という「かかわり」とも違います。
学童保育で指導員は
- 何かを教えたり…
- 厳しく注意したり…
- しつけを重んじる…
とは正反対のかかわりを大切にします。
それが「確認し合う」です。
指導員は子どもと「確認し合う」かかわりをします。
もちろん
- 何かを教えたり…
- 厳しく注意したり…
- しつけを重んじる…
を全くしてはいけない…というわけではありません。



確認が大事...
という話
大切なメッセージや指導員が伝えたいことを子どもたちと一緒に確認し合います。
例えば、自分が思うようにルールを変えたり、友だちに強い口調で命令するキュウリ君がいるとします。
数人でトランプ(大富豪)をしています。



はい、俺の勝ち!!
ジョーカー入れて「革命」ありね!
明日も俺と大富豪するぞ、約束な。お前はド貧民からスタートじゃ
そこで指導員は



コラーっ!!
自分勝手はやめなさい
と注意をするのではなく、キュウリ君のその言動について丁寧に子どもたちと確認し合います。



「革命」ありのルールはみんな納得しているの?
他の友だちに聞いみたの?なんて言っていたの?
明日、ド貧民からスタートなのは何で?
みんなはそれについてどう思っているの?
指導員は子どもに問いかけながら、一つずつ丁寧に子どもとかかわります。



なるほどね。
そういうルールを、みんなで決めていたんだね。
教えてくれてありがとう。
これからも問題が起きたり、嫌な思いをする友だちが出ないように、みんなで話し合って確認し合おうね。一緒にナイス学童保育をつくっていこうね。
のような話を指導員は子どもとします。
一緒に問題やルールについて確認し合うとは、このようなイメージです。
繰り返しになりますが
- 何かを教えたり…
- 厳しく注意したり…
- しつけを重んじる…
ということよりも
指導員も一緒になって、子どもと共にひとつずつ丁寧に生活やルールについて考えることを大切にします。
ポイントは「一緒に、確認」です。
まとめ


子どもとかかわる極意とは?
ズバリ「一緒に」です。
かかわり方の極意は「やりなさい」ではなく「一緒にやろう」です。
子どもは指導員に「かかわってほしい」と思っています。
指導員が子どもと一緒に遊んだり、かかわることで子どもの心は満たされて、行動は落ち着いてきます。
また、「確認し合う」というのがポイントになります。
ルールを「守らせる」とか「押し付ける」のではなく、指導員が丁寧に子どもと確認し合う作業を大切にします。
何か子どもに問題が起きたり、ケンカなどのトラブルがあったときも「一緒に確認し合う」ことで問題解決につながります。
合言葉は「一緒に」です。
それが学童保育で一番大切となる指導員のかかわりの極意となります。
学童保育指導員は、学校の先生やスポーツクラブのコーチとは違う専門性を持っています。
子どもと指導員は横並びの関係性です。
指導員は子どもに寄り添う専門家です。
その専門家は「一緒に確かめ合う」ことを日々、大切にしています。



「一緒に」かかわることができる人員体制や指導員のゆとりがあるかどうかがカギを握る...
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます。



じゃーねー

