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【学童保育実践】子どもに伝える極意①〜問いかけて共感する(注意編)

何があったの?
どうしたの?

と指導員が子どもに問いかけることで子どもは、その思いや理由を聴かせてくれます

子どもが机の上をピョンピョン飛び回る→注意しても聞かない…の例です

もくじ

子どもが机の上をピョンピョン飛び回る

まずは理由を聴いてみます。

問いかける

どうしてピョンピョン飛び回るの?

フタ閉じる

うるせえー
たのしいからに決まってるだろ

さらに問いかけます。

問いかける

どんなところがたのしいの?

一応、理由…

うるせえー
ピョンピョンしたら
たのしいに決まってるだろ‼

「たのしい」ということが理由であり、子どもの思いであることをまずは理解します。

ここで共感します。

共感

そうだよねー
ピョンピョンするとたのしい
気持ちになるよね
よくわかるよ♪

フタゆるむ

えっ⁉頭ごなしに怒らないの♪
わかってもらえてる⁉

  • 子どもは気持ちをわかってもらえること…
  • 理由を聴いてもらえること…

で、心のフタがゆるみはじめます。

ここでさらに問いかけます。

さらに問いかけ

何でピョンピョンしたくなってたの?
やっぱり何か他に理由とかあるんじゃない?

フタゆるゆる

まあ理由ってほどじゃないよ…ただ「ヒマ」だったんだよなー
誰も俺と遊んでくれないしさー…

子どもはフタがゆるむことで、他の理由っぽいことを話してくれます。

ここでさらに共感します。

さらに共感

あああ、そうだったんだね

いつも仲良しの友達は今日は休みだし、他の子も宿題してるからキュウリ君はヒマだったんだね

ヒマだとそうしたくなる気持ち、わかるよー♪

フタ外れる

えーっ‼
俺の気持ち
わかってくれるの?

指導員が共感し、子どもの気持ちを言葉で代弁することで、そのフタは完全に外れます。

ここで指導員が本来伝えたいことを伝えます。

伝える

わかるよー♪
でも机の上はピョンピョンするところじゃないし、他の子の迷惑にもなるから止めておこうか?

何かして一緒にあそぶ?

伝わる

うん
そうする…
俺ちゃんとする♪

心のフタが外れていると、指導員が伝えたいことが子どもにスーッと伝わるようになります。

  • 問いかけることでフタをゆるめる…
  • 共感することでフタをはずす…

これが、伝える極意です。

伝える極意

百発百中ではありませんが、一度お試しあれ…

いおぴいまん

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ご意見、質問感想、何でもお待ちしていまーす‼

NO,FUN NO,GAKUDO
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