おっかえりー!!学童系YouTuberいおぴいまんでーす。今回は、【学童保育の役割⑤】学童保育の現状と緊急課題‼大規模化と指導員不足のリアルを大解剖!みんなが気になっている「学童保育の今ってどんな感じ?」について、いおぴいまんと一緒に楽しく学んでいこう!
学童保育の役割シリーズとして、これまでは歴史を振り返ったり、新制度やこども家庭庁の話をしてきたよね。でも「結局、今って学童保育って、どないなってんの!?」 ってところにガッツリ迫っていくよ!
現在、学童保育が抱えている問題点や、これから大切にすべき役割について、ポップでライトに解説していくから、最後までついてきてね!
🚨 今、学童保育に何が起きてるの!?緊急課題は「大規模化」と「指導員不足」!

ズバリ!今の学童保育を象徴するキーワードは「大規模化問題」と「指導員不足」!この2つが全国の学童保育にドーンと重くのしかかっているんだ。
全国で支援の単位数はなんと3万を超えていて、学童に通う子どもたちは140万人もいるんだって!(2024年5月実態調査)もう、とにかくすごい数の子どもたちが日本の学童保育にいるってことだよね。
たくさんの子どもたちがいるから、それだけたくさんの施設が必要なんだけど、それが全然追いついていないのが現状。
さらに、学童保育を支える「指導員」の数もぜーんぜん足りてないの!全国のほとんどの学童保育で、この「人手不足」が深刻化してるんだ。
学童保育のニーズはどんどん高まって、入りたい子どもたちがうなぎ登り状態!でも、受け入れる体制がなかなか整わないから、あの「小1の壁」がさらに大問題を引き起こしているんだよね。
保護者の方も、小学1年生になる時に「働き方を変えなきゃ…」とか、「保育園は入れたけど、学童に入れない!」っていう状況に直面しているんだ。SNSでは「#学童落ちた」とか「#仕事どうなるの」なんて声も上がってて、学童保育って今、まさに世間の注目を集めているんだ。
「せっかく預けられても6時までしか預かってもらえない…」「6時以降のお迎えだと、もう利用できる場所がない!」なんて声も聞こえてくるよね。もちろん、民間のサービスも増えてきて、夜遅くまでやってる学童保育もあるんだけど、まだまだ整備が追いついていないのが現状なんだ。
😢 大規模化って何が問題なの?「子どもの幸せ」を守れなくなっちゃう!?

学童保育は、働く保護者を支えるために始まったんだけど、同時に「子どもの幸せ」も守っていかなくちゃいけない場所だよね。
この「大規模化」で何が問題かというと、子どもたちがぎゅーっと詰め込まれて、本当につらい思いをしているケースがあるんだ。これ、しっかり覚えておかないとね!
適正規模って、だいたい40人って言われてるんだけど、全国のなんと3割以上の学童保育が、この40人よりも多い人数で大規模化しているっていう調査結果も出てるんだよ。
本当に支援が必要な子に、指導員の目や手が届かない状態…これが大規模化の最大の問題点!
子どもたちが本来、健やかに楽しく過ごせる場所であるはずなのに、大規模になっちゃうと、指導員がしっかり手をかけられない。
子ども同士の関係も希薄になっちゃって、トラブルが増えたり…もう、悪循環のループに入っちゃうんだ。
💦 指導員もヘトヘト…大規模化のしわ寄せはみんなにくる!

さらに、さっきも話したけど「人がいない!」大規模化でたくさんの指導員が必要なのに、なかなか見つからなくって、毎日毎日てんやわんや!指導員ももう「ギブアップ寸前…」みたいな状態なんだ。
本当はね、学童保育って「サイコー!」「国もどんどん認めてくれて、学童ってホント充実してますよね!」なんて発信をしたかったんだけど、現状はね、もうどんなところに聞いても「大変です…」「うちの学童だけでしょうか…」って悩んでいる指導員さんも本当に多いんだ。
そうなると、子どもたちはどうなっちゃうかというと、学童保育がどんどん嫌いになっちゃうんだ。「だって、そこにうざい先生とか、うざい友達がいるから…」なんてことにもなりかねない。
大規模化が深刻化すると、どうしてもルール中心の生活になっちゃうんだ。おやつはこう食べる…とか、順番待ちましょう…とか、宿題はこうやる…とかどんどん決まり事を増やしていかないと、もう生活が回らなくなっちゃうんだよね。
だから、それを守らせようとする指導員がいて、子どもは本来自由な時間を過ごしたいのに、色々言われて「うざい…」ってなったり、そんな大人数の中で生活してると、いろんな子どもがいるから、それがストレスになっちゃうこともあるんだ。
「じゃあ、どんなことして遊ぼうかな?」と思っても、なかなか遊ぶスペースがなかったりして、「うわー、全然遊びも面白くねぇ!こんな場所、俺の居場所じゃねぇよ!もうやめてやるー!」なんて子どもも増えちゃうんだ。
そうすると、保護者も「そんなに学童が嫌っていうなら、低学年のうちは何とか行ってほしいけど、高学年になったら学童やめてもいいんじゃない?」ってなっちゃう。
本来、学童保育は6年生まで受け入れましょうってなってるし、いおぴいまんも6年生まで必要だと思ってるんだけど、自分で「もうやめていく!」っていうのはいいけど、こうやって「嫌だ」「環境が合わない」っていう理由でやめざるを得なかったり、そもそも定員オーバーで低学年しか入れないっていう状況がたくさんあるんだ。
これが今の大きな問題点だね。
「子どもが健やかに育つ環境じゃない」「子どもの最善の利益が損なわれている状態」…ここは本当に避けたいんだけど、現状、こういう学童が本当に多いんだって聞いているよ。
💡 この問題、どうしたらいいの!?解決策は「大規模化の分割」!

じゃあ、この問題をどうしたらいいのか?ってなると、もう答えは一つしかないんだ!
それは「大規模化の分割」!解消するには、もう「分ける」しかないんだ。
大きな建物を用意して、そこに指導員が20人も30人もいっぱい入ったとしても、それはもう「生活」にはならないよね。たとえ大きな体育館みたいな場所があったとして、スペース的には一人ひとり1.65平方メートルは保証されてます!ってなったとしても、それはもう「生活」じゃないんだ。
体育館に子どもが300人いて、指導員が30人いてもそれは生活じゃない…
「生活」っていうのは、ちゃんと40人未満の人数で、専用の施設があって、専用のトイレがあったり、手洗い場があったり、キッチンがあったり、休む場所があったり…っていう風に、全部そこに環境が整っていることが前提なんだ。
部屋が分かれてないとダメ。専用施設じゃないと意味なし。
そういった分割された建物がいっぱいないとダメ。適正規模に分けないと意味なし。
これしか解消方法はないんだ。そして、その分かれたところに、それぞれ専任の指導員が複数配置されることが重要なんだよね。
💰 でも、なんでそれができないの?やっぱり「お金」の問題がデカい!

それを求めたいんだけど、じゃあなんでそれができないのか?ぶっちゃけ、それはもう「お金」だよ!予算が必要なんだ。
施設を建てるお金と、もちろん施設を建てて指導員をその施設ごとに雇わないといけないから、そこに指導員にかけるお金と…もういっぱい必要なんだ。
運営側も今、民間の企業が増えているって話もしたけど、その企業がたくさんお金を出して、ドン!と指導員を雇ったり、きれいな建物をたくさん建てたりすればうまくいくかもしれない。
でも、民間の企業は民間の企業で、利益を出して運営していかないといけない部分もあるから、なかなかそこに全部お金をかけられないのが現状なんだ。だから、行政からの補助金、国からの補助金と一緒にして、指導員を雇う運営の形を取っているんだね。
⏰ 子どもたちは学童に「1650時間」もいる!もっと予算を!

実は学童保育って、子どもたちが思ってる以上に長い時間、そこで過ごしているんだよ! なんと、年間で平均およそ1650時間も学童で過ごしているって言われてるんだ! すごくない?!
ちょっとイメージしてみて!
- 平日は、学校が終わってからお家へ帰るまでの間、だいたい3時間半から6時間くらい。
- 土曜日は、朝から夕方までずーっと! 9時間くらいかな。
- そして、みんな大好き夏休みみたいな長いお休みの日! この日は、なんと9時間半から10時間くらい、学童で過ごすこともあるんだって!
小学校で過ごす時間、1時間目~6時間目まで(年間で約1140時間くらいだよ)よりも、学童で過ごす時間の方がずーっと長いんだ!学童クラブの方が400時間も1年間で長くそこに滞在しているんだよね。(全国学童保育連絡協議会の2012年調査報告)
だから、学童保育って、ただのお預かり場所じゃなくて、子どもたちにとっては毎日を楽しく過ごす「もうひとつのお家」みたいな場所なんだね!
だから、もっともっと予算を上げるべきだと、いおぴいまんも思ってるんだ。学童保育の今を学ぶ上で、こういう視点も大事だよね。
学童保育の子どもの方が滞在時間が長いのに予算が少ないの、なーぜな~ぜ?
「年間かけられているお金」
小学校(子ども一人あたり):国や自治体の投入分も含めると約80万円
学童保育(子ども一人あたり):運営費ベースで約33万円
🏢 民間企業の参入は「サービス化」?学童保育の本来の役割って何だっけ?

あと、学童保育に企業がどんどん参入してきたっていうのがあるんだけど、これはイコール悪いことだとは思ってないよ。
いろんなオプション化が進んで、夜7時以降は学習塾として別料金でオプション払ったらできますよとか、スポーツ指導やりますとか、夕ご飯も提供しますとか…いろんなオプション化が進んでいる学童もあるって聞いているよ。
そういった民間のサービスを利用することがOKだっていう家庭ももちろんいるし、それで成り立つことは全然いいと思うんだけど、いおぴいまんが少し懸念していることがあるんだ。
学童保育って、もともと「保護者と指導員で一緒に作ってきた」のが学童保育だったんだ。でも、こうやって学童保育が「サービス化」していくっていうことには、少し問題意識を持つべきかなと思っているんだ。
営利目的で民間はサービスを提供するよね。そこで、利用者として保護者が「顧客」として、そういう関係性が成り立つようになってくるよね。だから、サービスと利用者っていう関係が強くなってしまう学童保育がたくさん出てきてしまうと、そこしか選びにくいような環境になってしまうのが問題かなと思っているんだ。
自分の地域の中で、公設公営の学童があったりとか、いろんな子どもたちが一定の料金でちゃんと通えるような学童保育と、こういったオプション化がある民間の学童保育っていうのは、それぞれであれば安心できるんだけど、もうごちゃ混ぜにしてしまって、全てそのサービス的な学童保育が成り立ってしまうような状態になってしまったら、少し怖いなと思ってるんだ。
民間の企業が学童を運営しているのは、この10年でなんと11倍にもなっているんだって!15.5%って結構すごいよね。だから、これからどんどんこういうサービス化が進んでいく中で、結局子どもたちが豊かに過ごせる保障を「お金で買っていく」とか、そういったサービスを受けるっていうのが、本来の学童保育の役割とは少しかけ離れてしまうっていうことが問題なんだ。
本来は、学童保育にみんなが帰ってきて、自由時間をゆっくりだらだら寝転びながら本読んだりしても全然いいような、それぐらい心が安らげるような場所であってほしいなと、いおぴいまんは思っているんだ。
子どもが好きな遊びを選んだり、子どもと指導員が一緒に生活作りをする学童保育。いおぴいまんはそれが理想だと思っているから、どんどんサービスとオプション化が進んでしまうと、「はい、今日は体育教室やりますよ!」みたいな学童保育ばっかりが増えてきてしまうのは、もしかしたらやりたくないと思っている子が、そのプログラムに参加しなくちゃいけないような環境になってしまうことを少し懸念しているよ。
🤝 放課後子ども教室との連携も複雑化…「本当に必要なケア」が受けられない!?

あとね、放課後子ども教室との連携とかも、少し問題になってきているんだ。
放課後が大規模化問題で待機児童もいっぱいいる中で、小1の壁が高くなってきている中で、どうやってこれを解消しようか?ってなった時に、いおぴいまんは「分割しかありません!」って言ったよね。
けど、国が考えているのは、**「子ども教室みたいなことを充実させて、そういった一般企業とかがもてなすような放課後の仕組みと一緒に、学童の子が一体化したり連携したりしながら、そっちに通える子はそっちに通いましょう」**みたいなのをモデルとしてるんだ。
放課後子ども総合プランとかいうのができていて、そういった風にすることも1つの放課後のあり方として求めましょうってなってるんだ。「放課後児童対策パッケージ2025」てのもあるよ。
でも、そこで結局は学童保育に本当に必要で通わないといけない子が「子ども教室」の方に流れてしまって、その子が必要なケアが受けられないことに繋がってしまうことが問題だと思うんだ。
だから、この放課後子ども教室との連携とか、放課後のあり方がね、いろんな複雑化していることが、さらに子どもを苦しめることにつながるし、さらに指導員も苦しめることになってきているんだ。
指導員も、いろんな連携とかに追われてしまって、本当に学童で一緒に子どもたちと生活づくりをするっていう環境じゃなくなっている学童がいっぱいあるって聞いているから、そこは何とかしたいなと思っているところだよ。
2025年、学童保育がもっと進化する?!「放課後パッケージ」って何?🚀

国も「子どもたちの放課後を、もっともっと良くしたい!」と力を入れています。そのために進められているのが、**「放課後児童対策パッケージ2025」**というプロジェクト!
これはね、いわば**「子どもたちの放課後、ぜんぶまるごと応援計画」**みたいなものなんです!
待機児童、ゼロを目指すぞ!:学童に入りたくても入れない子をなくすために、施設をどんどん増やしたり、入りやすくしたりするよ。
指導員の雇用、もっともっと!:子どもたちを安全に見守る指導員の数を増やしたり、もっと働きやすい環境にしたりするんだ。
学校でまるごと遊べる場を!:学童と「放課後子ども教室」(地域でいろんな遊びや体験ができる場所)がもっと手をつないで、学校の中でみんながワイワイ楽しめる場所を増やすよ!
安全対策もバッチリ!:子どもたちが安心して過ごせるように、セキュリティ面もさらに強化していくんだ。
この「放課後パッケージ」で、すべての子どもたちが、自分らしく、安全に、そして毎日ワクワクできる放課後を過ごせるように、国が応援しているんですよ!
2025年4月~なんと‼あの「放課後児童クラブ運営指針」が改定!超アップデート

ポイントをサクッとチェック!📝
- 子どもの「やりたい!」をもっと尊重!:子どもたちの気持ちや意見を今まで以上に大切にして、自主性を伸ばすことを応援します。
- 一人ひとりの個性をキラリと輝かせよう!:みんなが持っている得意なことや好きなことを、学童でどんどん伸ばせるような関わり方を重視するよ。
- 安全と連携を強化!:子どもたちが安心して過ごせるように安全対策を強化しつつ、地域や学校とも手を取り合ってもっと協力していきます。
要するに、子どもたちがもっと自分らしく、もっと安全に、もっと笑顔で過ごせるように、学童の運営がパワーアップしたってこと!
✨ 学童保育指導員は「宝」!未来のために私たちができること

学童保育ってどんなところか?って言われたら、子どもが自分たちの自由時間を好きなように過ごすことができて、それを温かく見守ってくれて、必要な時に支援してくれる指導員がいるところ。いおぴいまんはこんなところでいてほしいなと思っているんだ。
こうやってね、今回、今溢れてきている大規模化とかの問題点を、なんとか解消して、こんな学童が増えてくることを願っているよ。
もう、学童保育指導員は「宝」だよね! 指導員がいないと学童保育は成り立たないんだ。私たち指導員がそういった子どもたちの情報を発信していったりとか、私たち指導員がもっともっとスキルアップしていくことがもちろん必要だし、学童保育が充実・拡充されていくには、指導員は絶対鍵になるから、それだけの専門性を明らかにしながら、それだけ自分たちの資質を向上していくことがとっても重要なんだ。
だから、私たちは子どもの権利を一番大切にしたりとか、発達障害とかの知識とかももっともっと色々情報入れながらアップデートして、どんどん実践を積み重ねる!これをし続けることが重要だから、なんとかね、そういった指導員が長く仕事を続けられるような環境を整えていくこともとっても重要だと思ったよ。
まとめ!現在の学童保育は大変だけど…力を合わせよう!

はい!ということで、少しまとめに入っていくね!
「学童保育の今ってどんな感じ?」って言われたら、指導員不足と大規模化問題が全国にたくさんあります! 学童保育のあり方もいろんな民間企業とかも入ってきて、そういったサービスのオプション化とかも進んできているところもあるんだ。
また、放課後のあり方として、放課後子ども総合プランとか、その一体化とかに向けての調整とか、そういったことにも指導員が毎日複雑化したところに入っていくことが必要にもなってくるんだ。
なので、そんな中で指導員がとってもカギとなるので、指導員が資質向上できるような環境ももちろんなんだけど、そういったね、お給料をしっかり保証してもらうとか、働き続けられる環境とかもとっても大事だと思うんだ。
今回、学童保育の今ってどんな感じ?ってなったら、とっても大変な状態です! っていうのが結論になってしまうんだけど、そんな中で指導員、力を合わせていきましょう! っていうのが、今回のこの動画のいおぴいまんのまとめとなります!
これからもポップでライトに皆さんに学童保育情報をお届けしていきます。学童系YouTuberいおぴいまんでしたー!!
じゃーね、バイバイ


最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます。

じゃーねー





最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ご意見、質問感想、何でもお待ちしていまーす‼

