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【学童保育】大切にしたい子どもへのまなざしとは?

わがままをもっと注意しないと‼

そのくらいは許容範囲じゃない?

人に迷惑をかけることはしてはいけません‼

子どもらしくていいんじゃない?

これこれ・・・

この葛藤・・・

よくある・・・

今日は学童保育で大切にされる子どもへのまなざしについてイオピーマンなりに簡単にわかりやすくお伝えしていきます。

この記事を読むことで、子どもたちに向けるまなざしが理解できるようになります。

そうなることで、子どもたちの性格や行動に対しての捉え方が変わります。

そして指導員として大切にするべき視点に気づき、関わり方に変化が生じます。

あなたは子どもたちのすべてをまるごと包み込むようなあたたかいまなざしをもつ指導員になるきっかけが与えられます。

そしてまた一歩、素敵な指導員へと近づきます。

どうぞ最後までお付き合いください。

もくじ

学童保育はどんなところ?

学童保育所は子どもたちが毎日たのしく通い、心と体を健やかに成長させるところです。

そして指導員は子どもたちと共に生活を営む中で、その子たちをサポートします。

子どもたち一人ひとりと丁寧な関わりを通して、信頼関係を築きあげます。

そのために、子どもたちの心に寄り添い、その子の思いに共感します。

私たちは子どもたちのありのままの姿を、すべて受け止めることが必要とされています。

また、子どもたちにとって放課後は好きなことができる自由な時間です。

そこは心を解放させ、素の自分を存分に出せるところでもあります。

その中で子どもたちは、安心と安全に囲まれて豊かに育ちます。

このようなところが学童保育所となります。

学童保育所はどんなところ?放課後は子どもたちの自由な時間‼️

まずは、これらの基本を抑えておきます。

ありのままを受け止める…

学童保育で子どもたちは心自由に過ごします。

  • 子どもたちがありのままの姿を出せる
  • 指導員にその姿を受け止めてもらえる

ここがポイントとなります。

指導員は、子どもたちのありのままの姿や心を理解します。

➡︎学童保育指導員の仕事の基本と大切にしたい心得2点とは?

しかし

心を解放させることが、子どもにとって不可欠なことは理解できますが、好き放題わがまま放題でいる子どもを、ほったらかしにすることはできません。

当然、その行動が目に余る場合もあります。

いい加減にしなさい‼

問題があるように思える行動には、誤りを正し、指導することも必要です。

何がわがままで、どこまでを受け入れるべきかが指導員に問われてきます。

この受け入れることと、指導することのバランスに指導員は頭を抱えます。

わがままをもっと注意しないと‼

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そのくらいは許容範囲じゃない?

どれが適切な関わりなのか…と指導員自身に葛藤が生じます。

人に迷惑をかけることはしてはいけません‼

子どもらしくていいんじゃない?

指導員同士でも子どもを捉える視点に違いが生じます。

ルールは守りなさい‼︎

やりたくない気持ちにも理解が必要じゃない?

それぞれの指導員の思いや願いなど、保育観も人それぞれです。

厳しく指導することがいけないわけではありません。

それは、子どもたちの生活を守るうえで、とても大切なことだからです。

ここで、子どもたちにとって何が大切であるかを整理することが求められます。

そしてありのままの姿をどうとらえるか…が問われてきます。

子どもへのまなざし

子どもへのまなざしとはただ、子どもたちを見ていて視線をおくることではありません。

それは、その子たちの成長を願う視線であり、その子たちの未来を創造するまなざしのことです。

まなざしには願いや思いが込められています。

その子の可能性をみることが、指導員のまなざしとなります。

ただ見つめるだけの意味ではありません。

じーっ・・・

そして指導員のまなざしは子どもたちを包み込みます。

指導員の願いを子どもたちが感じたとき、そのまなざしは光輝きます。

うれしい♫

ありがとう♡

まなざしはコロコロ変わるものではありません。

  • 指導員の気分・・・
  • 保護者の顔色・・・
  • ルールの推進・・・

などによって左右されるものでもありません。

子どもの未来と成長の可能性に込められた指導員の願いから形成されてきます。

まなざしは願い…

また、子どもたちの成長のためには、時に厳しく注意することもあります。

ありのままの姿を受け入れるのかどうかは、そのまなざしが決めます。

しかるべき?

ゆるすべき?

そのあいだ?

このように私たちは、

  • 子どもたちのありのままの姿をどうとらえるか
  • 子どもたちのどんな可能性を見出しているか…

が問われています。

指導員のまなざしが、どのような保育をするか…に影響を与えます。

どんなまなざしを子どもに向けるかは、そのままその指導員の保育観と繋がります。

それほど子どもへのまなざしは重要です。

では、どんなまなざしが学童保育で大切とされるのでしょうか…

あたたかいまなざし

学童保育ではあたたかいまなざしをもつことが大切とされています。

なぜなら、それは、すべての子どもたちの、すべての行動や状態もまるごと包み込む大きな愛のようなまなざしのことだからです。

あたたかいまなざしとは、子どもたちのありのままの姿をすべて受け入れるまなざしのことです。

すべて?

まるごとすべて包み込む愛のようなまなざしです。

愛・・・

それには、どんなことがあっても子どもたちを大切に思い、尊重する覚悟と決意が必要となります。

どんな状態でもその子を認め、何があっても応援するというスタンスのことです。

それが指導員が大切にするべき子どもへのあたたかいまなざしといえます。

ちょっと待って⁈

ありのままを受け入れるのか、子どもたちに注意を促すのか…が問われているままなんですけど・・・

結論、まるごとすべて受け入れることが答えとなります。

このあたたかいまなざしを持つことで、問題は解決されます。

なぜなら問題のように見える行動を正しく指導することも、まるごと受け入れることだからです。

えーっ!!!

子どもたちを叱ることも、子どもたちを受け入れているからです。

その子に対するあたたかいまなざしは、

  • 指導する
  • 注意する
  • 叱る

なども含んでいるまなざしのことです。

そこには子どもを認める…という承認の土台があるはずです。

➡︎学童保育で効果的な子どもを叱るポイント3選‼

子どもたちのあらゆる状態やすべての行動をあるがまま受け止める姿勢が、指導員のあたたかいまなざしとなります。

それがまるごと包み込む本当の意味です。

どんなに厳しくその子に接しても、まるごと受け入れるまなざしがあれば、それは愛のムチとなります。

厳しくというのは、暴力や抑圧することではありません。

厳しくは、その子の成長を願う指導員の思いです。

繰り返しますが、あるがまま、まるごと全てを受け入れることが、指導員のあたたかいまなざしとなります。

それさえあれば、どんな関わり方をしても大丈夫ということです。

しかし・・・

そんな覚悟と決意なんて、もてないよー

まるごと全部受け入れるなんて無理・・・

という気持ちになることもあります。

安心して下さい。

ここで、ひとつ必殺の合言葉をお伝えします。

それは子どもはみんなOKチャンです。

・・・・

必殺の合言葉はOKチャン

学童に通うすべての子どもや、その行動のすべてはOKチャンと言うことです。

OKチャン?

OKチャンとは・・・

  O     ➡︎  おもしろい

  K     ➡︎  かわいい

チャン  ➡︎ チャンス

のことです。

  • 子どもはみんな、おもしろい
  • 子どもはみんな、かわいい
  • これは、もしかして、チャンス

という合言葉です。

どのような状況下でもこの合言葉を当てはめて、子どもを観察してみます。

OKチャンを意識することで、自然とまるごと包み込むまなざしに近づけます。

例えば、キュウリ君が学童のルールを乱していても、それはOKチャンです。

ルールを乱している理由は、友だちのタマネギ君とケンカしたことでむしゃくしゃしていたとします。

ルールを乱す行動には注意を促しますが、まずはOKチャンと捉えてみます。

  • ケンカしたことで機嫌が悪くなってしまうようなわかりやすい性格なのが、カワイイ
  • 機嫌の悪さを友だちに当たらずに、指導員に訴えてくる行動がオモシロイ
  • ルールを乱すことは、よくないけど、これはキュウリ君の気持ちを理解するチャンスであったり、みんなでルールを考えるチャンス

などと捉えます。

これは、こじつけでも大丈夫です。

子どもの色々な行動にこじつけてOKチャンになるポイントを探します。

そうすることで指導員のまなざしに変化が生じてきます。

OKチャンなんだ♡

と思うことで、指導員に余裕やゆとりが生まれてくるからです。

また、OKチャンは感情的に叱ってしまうことを防ぐクッション的な役割も果たしてくれます。

  • どこかオモシロイと思える
  • なにかカワイイと感じる
  • これはチャンスと捉える

どれかひとつでも子どもたちの姿に重なれば、それはOKチャンです。

これは必殺の合言葉です。

ぜひ、試してみて、当てはめてみて、こじつけてみてください。

まとめ

学童保育所は、子どもたちがありのままの姿を出せる場所です。

そしてそれを指導員に受け止めてもらえるところです。

子どもの行動をどこまで受け入れて、どこを注意するべきか…に指導員は頭を抱えることがあります。

ありのままをどのように受け止められるか指導員のまなざしと繋がります。

子どもへのまなざしとは、その子への願いや可能性が込められています。

そしてそれは、指導員の保育観とそのまま結びつきます。

あたたかいまなざしこそが、学童保育に求められています。

なぜなら、それは、子どもたちのすべてをまるごと包み込むまなざしであるからです。

子どもたちを注意することや叱ることも、このあたたかいまなざしのひとつです。

これは、

それさえあれば何があっても大丈夫…

と捉えることができる最強のまなざしといえます。

そのまなざしを持つことができるようになる必殺の合言葉があります。

それが、どもはみんなOKチャンです。

どんな子どもたちの姿も行動も性格もOKチャンに当てはめてみることが、あたたかいまなざしへと繋がります。

子どもへのまなざしこそ、指導員のすべてと行っても過言ではありません。

私たちは保育の中で、子どもたちの行動を変えようとしたり、正そうとすることがよくあります。

それも大切なことですが、指導員の子どもに対する捉え方を変えることは、最重要です。

指導員の捉え方やまなざしが変化することで、子どもの行動が変わったように感じられます。

実際は子どもの行動が変化していなくても、指導員の心が変われば、その行動もすべて美しく映るはずです。

しかしそこに行きつくには、まだまだ修業が足りません。

だからこそ、私たちは日々の保育に精進しています。

そして振り返りを大切にします。

あたたかいまなざしを求める旅は、今、始まったばかりです。

最後までお付き合い頂きましてありがとうございます。

じゃあねーっ

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