指導員のチームワークって何なの?
仕事の連携って何で大切なの?
チームワークや連携は大切だよねー
…でも何でだろう?
今日は指導員のチームワークと連携についてイオピーマンなりに簡単にわかりやすくお伝えしていきます。
この記事を読むことで、チームワークと連携について理解できるようになります。
そうなることで、指導員同士の関係も良好になり、スムーズに楽しく仕事ができるようになります。
そしてそのことは、子どもたちや保護者の安心に繋がり、学童保育生活の安定にも結びつきます。
どうぞ、最後までお付き合いください。
学童保育指導員のチームワークとは?
指導員のチームワークをよくすることは私たちの大切な仕事です。
なぜなら、学童保育の仕事はチームで行うものだからです。
チームワークをよくするには日頃のコミュニケーションがカギを握ります。
指導員同士が協力して連携し、いい関係を保ちながら仕事をすることを
チームワークがよい♡
と表現されます。
- この学童保育所をよりよいものにする。
- この子どもたちが幸せな学童生活をおくれるようにする。
という目的で私たちはチームを組んでいます。
学童保育の仕事は、チームで行います。
言い換えれば、チームワークをよくすることは学童保育の仕事です。
だから、子どもや保護者との関係をよくするのと同じように、指導員同士の連携がうまくいくように協力することは、大切な私たちの仕事となるのです。
運営指針でも
第7章3.
(1)職員集団のあり方
○ 放課後児童支援員等は、会議の開催や記録の作成等を通じた情報交換や情報共有を図り、事例検討を行うなど相互に協力して自己研鑽に励み、事業内容の向上を目指す職員集団を形成する。
○ 放課後児童支援員等は、子どもや保護者を取り巻くさまざまな状況に関心を持ち、育成支援に当たっての課題等について建設的な意見交換を行うことにより、事業内容を向上させるように努める。
放課後児童クラブ運営指針
と明記されています。
チームワークづくりは仕事です。
それには、毎日のコミュニケーションが肝心となります。
日頃から指導員同士のコミュニケーションを大切にすることで、保育中も、いざという時も連携がうまくいきます。
それは、話しやすい関係を維持することです。
日頃からの雰囲気づくり
- 話しかけやすい
- 話しかけられやすい
このような関係性と雰囲気をつくることが大切となります。
なぜなら、その雰囲気づくりも私たちの仕事だからです。
雰囲気づくりも
仕事…
それは、何か特別なことがあるときにだけ、コミュニケーションをとるのではなく、日常的に自然に指導員同士の話ができる関係性のことです。
あのさ~
この前さ〜
それでさ〜
まずは「雰囲気づくりも仕事である」ことを意識することからはじめていきます。
私は性格的に・・・
そういうの苦手・・・
という人も大丈夫です。
安心してください。
毎日、少しずつ意識することで私たちは変わることができます。
子どもたちが毎日少しずつ成長しているように、私たちもすこし意識を持つことで少しずつ成長できます。
子どもたちの成功やチャレンジする姿を、いつも応援しているように、自分自身も応援してあげてください。
がんばっているねー♡
話しやすい雰囲気づくりはとても重要です。
まずは、自分から積極的にコミュニケーションをとってみることをおすすめします。
勇気をもって発信っ♪
しかし、
連携をしなくてはいけない‼
会話を切り出さなくてはいけない‼
と肩肘を張る必要はありません。
普段から話しやすい雰囲気であれば、自然とチームワークはよくなるものです。
究極は、みんなが機嫌よく仕事をしている状態です。
たわいもない話が自然に飛び交う関係性が理想的です。
自分の機嫌は、自分で取る♪
仲良し集団の落とし穴
指導員同士の仲がいいことは、チームワーク向上や連携を図る上で大切ですが、それがただの仲良し集団であってはいけません。
ぎくっ!?
なぜなら、私たちは子どもを真ん中において、意見を出し合うプロ集団でなければならないからです。
「仕事をしている」というポリシーをもって、協力体制を整えることが重要となります。
打ち合わせの時間に、毎日ポリポリおやつを食べながら、雑談ばかりしている集団であってはなりません。
職場倫理を自覚して、職務に当たる必要があります。
バランス…
メリハリ…
自分の機嫌をよくして、相手に機嫌を取らせず、少し意識して話しやすい雰囲気をつくる。
そうすることで、コミュニケーションが生まれ、チームワークが育まれます。
チームワークが良くなると毎日仕事にいくのが楽しくなります。
毎日楽しく仕事をしているとコミュニケーションが弾みます。
ナイスなスパイラル♫
そしてチームワークづくりは私たちの大切な楽しい仕事となるのです。
指導員はひとりではできません。
学童保育の生活を子どもたちにとって安心できる安定的なものにしていくためには、指導員の複数体制は欠かせません。
なぜなら、指導員はひとりではできないからです。
安心、安定は、指導員の複数体制が保たれなくては生まれません。
指導員の人数は、学童に通っている子どもの数と比例されるべきものです。
子どもたちの人数が多くなれば、指導員の数も増やさなくてはいけません。
➡︎学童保育の適正規模って何?40名以上で分割が必要な理由とは?
量も質も…
環境も大切…
しかし例え、1人の子どもを見る場合であっても複数体制でケアできるのであれば、それはそれでGOODと考えられます。
子どもひとりでも
GOOD!
子どもが1人でも、指導員の複数体制が望ましいのです。
- できるかできないか・・・
- 見れるか見れないか・・・
という話ではなく
- 子どもにとって最善の利益とは何か?
- 多面的に子どもを捉える価値とはどういうものか?
という視点で考えてみると、複数で子どもたちをケアする考えは、子どもが少人数であろうと必須と言えます。
ケガをして病院に・・・
というケースもあります。
また、
- 子どもたち1人ひとりへの細やかな対応
- 子どもたち全体への働きかけ
- 保護者対応
- 関係機関との連携
これらの対応と学童全体のバランスを整えていくことが、私たちの仕事となります。
あれもそれもこれも全部…
これらを1人で全部やるのは、到底無理な話です。
ひとりで保育をすることはできない理由はそこにあります。
指導員の仕事は多岐にわたります。
そこで、複数の指導員体制をとることが重要となります。
これは指導員自身の問題というより、各自治体の運営状況や、雇用側の問題と言えます。
ひとり体制禁止‼︎
複数体制が必須‼︎
チームワークの影響力
指導員同士が連携しチームワークを育むことは、子どもたちによい影響を与えます。
なぜなら、子どもたちの安心・安全は、指導員のチームワークから生まれるものだからです。
影響力…
複数指導員の体制があってこそ、子どもたちの豊かな生活は保障されます。
しかしこれは、ただ複数の指導員が配置されていればよいということではありません。
もしも、複数体制が取れていても、私たちが連携を怠り、チームワークを軽視して仕事を行えば、結果は最低なものになってしまいます。
子どもたちの生活は守れません。
指導員がバラバラであると、子どもたちの生活は当然、乱れてしまいます。
・この先生に言えば、わがままが通るぜ‼︎
・ちゃんと見てもらえてないから、俺の気持ちは荒れるのさ‼︎
・先生たちの言っていることがバラバラ‼︎
連携ができていないと子どもたちは、こういう心情になってしまいます。
これが、子どもたちの生活が乱れてしまう原因となります。
だから私たちは、こうなってしまわないように、チームワークを育むのです。
チームワークがいい状態であれば、子どもたちは安心できます。
連携ができているとケガや事故が起こらないように見守る体制が整います。
安心・安全
うれしい♡
- 指導員の連携がうまくいくことで、子どもたちの安全は守られます。
- 指導員の関係性がよいことで、子どもたちは学童にきて安心します。
これが、チームワークがもたらす影響力です。
学童保育で最も大切とされている安心・安全は、指導員のチームワークと連携から育まれるということです。
子どもたちを多面的に捉える価値とは?
チームで連携して、子どもを見ることで、その子を多面的に捉えることができるようになります。
なぜなら、ひとりではわからなかった、気づけなかった子どもたちの姿を複数の指導員の目で見ることができるからです。
この子にはそういう一面があるのか・・・
そういう考え方もあるのか・・・
と、指導員同士がチームで子どもたちを見ることは、多面的に子どもを捉えることに繋がります。
子どもの姿を色々な側面から見ることができると、その子が救われます。
キュウリ君は、いつも言葉が悪いから避けられる存在になってしまうんだよー
ほら、またあんな言い方をしているだろ!!
とキュウリ君のことを捉えている指導員がいるとします。
でも、この前キュウリ君は、言葉は荒っぽいけど、
タマネギちゃんをドッチボールに入れてあげていたよ。
低学年から慕われる一面もあると思うよ♡
という指導員もいたとします。
どうでしょう?
キュウリ君の違う一面を理解することで、指導員たちのキュウリ君への関わり方も変化する場合があります。
指導員がひとりでどんなにその子の色々な側面を見ようとしても限界はあります。
ひとりでは限界…
これが、子どもたちを多面的に捉えることの価値となります。
これは、複数体制であるからこそ、成し得ることができます。
チームで複眼的に、多面的に子どもを捉え、あらゆる角度から温かいまなざしをその子に向けられる指導員たちであるために、チームワーク力の向上は欠かせません。
このように、チームワークと連携を大切にすることはメリットしかありません。
何度も繰り返しますが、子どもたちの豊かな放課後を保障するためには、指導員のチームワークと連携が必要となります。
まとめ
チームワークを良くすることは、指導員の大切な仕事となります。
そして、そのカギは日頃からのコミュニケーションです。
それは、話しかけやすい、話しかけられやすい環境づくりとも言えます。
常に機嫌がいい状態をキープできるように心がけることが大切です。
そうすることで、職場が話しやすい雰囲気に包まれます。
いい雰囲気♡
指導員はひとりで保育することはできません。
また複数体制であっても、連携がうまくいかないようでは、子どもたちの豊かな生活を保障することはできません。
指導員が協力、連携することで、子どもたちの生活に安心と安全が生まれます。
また、子どもたちを多面的に捉えることで、その子自身が救われます。
色々な角度から、色々なその子の一面を温かいまなざしで見ることで、指導員同士が連携します。
それは、多面的に子どもを捉える価値となります。
指導員の人間関係とチームワークは、この仕事のすべてと言っても過言ではありません。
なぜなら、たくさんの指導員たちがこの問題に悩まされているからです。
学童の仕事を離職する多くの理由は、人間関係とも言われています。
→学童保育の仕事が嫌になる理由を勝手にランキングベスト5‼︎
だからこそ、日頃からコミュニケーションを重ね、指導員同士が良好な関係を築くことが大切です。
チームワークがよいと毎日仕事にいくのが楽しくなります。
私たちは、たまたまこの仕事に巡りあったわけではありません。
縁があって、運命的にこの仕事に巡り会えたのです。
その意味は、私たちが知っています。
今日も、機嫌よくお仕事しましょう。
そして、疲れたときは休みましょう。
私たち指導員は、つながりあっています。
子どもを真ん中に、手を取り合っています。
最後まで、お付き合い頂きましてありがとうございました。
じゃあねーっ
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