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【はじめての学童保育④】子どもの発達とあそびとは?

子どもの発達とあそびって何?
発達とあそびは関係あるの?

あるあるある…
放課後児童クラブ運営指針(第二章)
から読み解くよ

今回は「子どもの発達とあそび」についてイオピーマンなりに簡単に分かりやすくお伝えしていきます。

この記事を読むことで「子どもの発達とあそび」について理解できるようになります。

そうなることで、子どもの発達にはあそびが欠かせない…ということが理解できて、学童保育の生活はあそび中心の充実したものになることにつながってきます。

そして一人ひとりの発達に応じた柔軟な思考と支援方法を見つけるヒントが得られるようになります。

新人指導員からベテラン指導員まで、みなさんにとって有意義な内容となっていますので、どうぞ最後までお付き合いください。

目次

子どもの発達理解とは?

子どもの発達とは、子どもが成長することです。
子どもの成長は線で捉えられます。そして山登りにも例えられます。
【はじめての学童保育③】子どもの発達理解とは?

そして学童保育における子どもの発達理解は、「生活づくり」と「関係づくり」に特化したものといえます。

その具体的な支援方法や配慮するべきことは、

放課後児童クラブ運営指針(第2章)
事業の対象となる子どもの発達

に記載されています。
この章を理解しておくことは、指導員としてとても重要です。

なぜなら、毎日学童保育に帰ってくる子どもの基礎的な発達状況を理解していないようでは、その子に応じた適切な支援や配慮を行うことができないからです。

運営指針(第2章)「事業の対象となる子どもの発達」は5つの項目で構成されています。

1.子どもの発達と児童期
2.児童期の発達の特徴
3.児童期の発達過程と発達領域
4.児童期の遊びと発達
5.子どもの発達過程を踏まえた育成支援における配慮事項

今回は、この中の1.2.4あたりについてわかりやすく解説します。

5.も、ちょろっと触れます

3.「児童期の発達過程と発達領域」については後日、徹底解説

「子どもの発達とあそび」についてポイントを3つに絞りました。

①発達の特徴
②発達とあそび
③配慮するポイント

です。

はじまりはじまり

それではスタート

①子どもの発達の特徴


児童期(6歳から12歳)はいろいろな能力が育ちます。

  • 学力向上
  • 遊びが活発
  • 友達関係
  • 社会性
  • 想像力

などが豊かに育ちます。

それに必要な要素は⇩

・大人との信頼関係
・休息、睡眠、食事
・好奇心
・自然や文化に親しむ
・色んな人との関わり
・集団や仲間との交流

です。


学童保育で子どもはこれらの力を培います。

学童保育にはこれらの要素がたっぷりと詰まっています。

成長する要素が
たっぷり
ぎっしり

学童保育は栄養満点

特に、子どもはあそびを通して、これらの力を獲得します。

そして成長と共に心理的葛藤(自立と依存、自信と不安、善悪と損得)を経験し、具体的思考、抽象的思考、非認知能力を養います。

児童期は心も体も大きく成長する…
そしてあそんで育つ…

子どもはあそびから、これらの力を育みます。

学童保育であそびを軸にした生活と保育を大切にしている理由はここにあります。

行きつ戻りつ成長…

これらの子どもの発達の道のりは、決して平坦なものばかりではありません。

人それぞれ

個人差があるよ
みんなちがってみんないい

子どもの発達は「幼児期の発達を残しつつ、行きつ戻りつを繰り返す」という特徴が見られます。

ここがポイントです。

幼児期の発達の特徴を残しつつ…
行きつ戻りつの繰り返し…

これが子どもが成長する、成長している…ということです。

例えば

  • 自己中心的に見える言動…
  • できる、できないの葛藤…

これらの幼児期の発達の特徴は、児童期でも当然みられますし、その行動は繰り返されるものです。

全然だいじょうぶ

だだをこねる小学生…
幼い行動…

そもそも子どもの発達は、積み残しがあって当然です。発達の節目(発達の目安)どおりに育つわけでありません。

そしてその積み残した力はあとから積み見直しができます。

本人のタイミングに合わせて、積み直しは行われます。

今はできなくてもいつかできるようになる…という感覚です。

それだけ

積み残したものは
いつか
積み直せばいい…

それは行きつ戻りつ自分のペースで大きな山を登っているようなイメージと似ています。

発達は山登り

途中でウロウロ
あっちにこっちに…
行ったり来たり…
他の誰かと比べずに…
休憩しながらマイペースで登る山

行きつ戻りつ成長し、積み直しができるのが子どもの発達の特徴です。

まなざし

今は積み直し中かな
確実に成長しているね

指導員はこのような「まなざし」で子どもの「今」を支援する関わりが大切となります。

それが1つ目のポイントでした。

②子どもの遊びと発達

子どもの発達にあそびは欠かせません。

なぜなら、あそびは子どものあらゆる能力を育てるからです

あそびの力10選

①生きる力、人間力
②心の安定、リラックス効果
③集中力、持続力の向上
④社会性、協調力の強化
⑤知識力、学力の向上
⑥体力、技術力がアップ
⑦達成感、幸福感を味わう
⑧想像力、思考力を培う
⑨エネルギー充電の効果

などがあそびから得られます。

学童期の子どもの成長に欠かせない「あそび」のスーパー効果とは?

効果抜群

あそびは
スーパー栄養剤

子どもはあそびの中で、他者と自己の多様な側面を発見します。


例えば、マンカラで相手の攻め方のパターンから、相手の性格や心理面をよむ力が養われます。
そして同時に自分の攻める手を考える中で、自分の個性にも気づきます。

すべてのあそびは子どもにとって有益です。

どんなあそびも成長の栄養剤となり得ます。

あそび最高

マンカラ
から
学べる
カラ…

そして、子どもにとってあそびは最も自主的で真剣な活動と言えます。

あそびは子どもにとって真剣な活動であり、それでいて、あそびだから許されることもある。
さらにあそびの中ではみんな対等であり、それは自主的なものである。

だから指導員に

  • ドッチボールをやりなさいと言われてチームを分けられる。
  • 失敗したら注意される。
  • ことあるごとにあそびを中断される。
  • 高学年は低学年に手加減しなさいとルールをつくられる。
  • 時間がきたら、そく終了…

という状態はあそびと言えません。

あそびは自発的なもの…

何をして遊ぶか、誰と遊ぶか、いつまで遊ぶか等々、遊びへの関わり方は本来、子ども自らが決めることができるものです。

その意味では「一人遊び」も「見ていること」も遊びへの参加として認められるものです。

その時の子どもの体調や気分によって、選択される遊びの形態は異なるものですので、子どもの意思は尊重されなければなりません。

放課後児童クラブ運営指針解説書(P46最終行〜P47の5行目)

と運営指針の解説書に記載されています。

旧バージョン

青いほうの解説書↑

あそびの可能性は無限です。

社会性はもちろん、子どもの身体的能力や心的能力は遊びにおいて最大限に発揮されます。

例えば、「おままごと」でも、「野球」でも、何かをしてあそびます。そして

  • 順番を待つ
  • 我慢する
  • 約束やルールを守る
  • 協力する
  • 競い合う
  • 力の差を知る
  • 成功する
  • 失敗する

などを通じて、自分自身の力を伸ばしていきます。

あそびの可能性

どんなあそびでも、色んな経験ができる…

また、子どもは、遊びを通じて成功や失敗の経験を積み重ね、成長します。

「加減」がわかるようになるためには、子どもの自己中心性が克服される必要があります。
子どもが「加減」について学ぶとき、遊びにおける成功や失敗の経験を通じて他者の視点を理解していく…ということがあります。

青いほう…

これも同解説書から抜粋↑

例えば3年生男子が1年生を相手に

  • 鬼ごっこで逃げているばかりじゃつまらない…
  • ドッジボールでボールを本気で投げてもつまらない…

と感じることができるのは、その「つまらない」経験から学ぶことができたからです。

あそびの中でこのような失敗の経験を通して、他者の視点を理解し「加減」を学ぶことができます。

可能性は無限大

あそびの力は本当にすごい

そして、それらのあそびの経験をするには、大人の援助が必要なこともあります。

子どもは、遊びを通じて成功や失敗の経験を積み重ねていく。子どもが遊びに自発的に参加し、遊びの楽しさを仲間の間で共有していくためには、大人の援助が必要なこともある。

放課後児童クラブ運営指針(第二章)4.児童期の遊びと発達(最終段落)

ここで指導員が子どものあそびについて、どのように関わるべきかを考えていきます。

③配慮するポイント

大人の援助が必要なこともある…ということは、大人の援助が必要でないこともある…とも言えます。

ここでは指導員の柔軟な思考や関わりがポイントとなってきます。

ここも同解説書の言葉を借りると

「正しいこと」であっても、指導員による子どもに対する頭ごなしの介入は、遊びを発展させません。

それどころか子どもの自立を妨げる結果にもなってしまいます。

とあります。

旧バージョン

青いほうの解説書↑

新バージョン

↑こっちは改訂版

子ども1人ひとりに応じた柔軟な関わりや支援、配慮をすることが指導員に求められます。

ここが難しい…

「支援が必要か、そうでないかの見極め」が大切…


その目安になるのは、子どもの発達領域であったり、日常のその子との関係性であったりします。

それらが「子どもの発達とあそび」のポイントとなります。

ここで運営指針の(第二章)5.(4)を紹介します。

大好き

私のお気に入り♡

遊びと生活における関わりへの配慮

(4)子どもの遊びへの関わりは、安全の確保のような間接的なものから、大人が自ら遊びを楽しむ姿を見せるというような直接的なものまで、子どもの発達や状況に応じた柔軟なものであることが求められる。また、その時々の子どもの体調や気分によって、遊びの選択や子ども同士の関わり方が異なることを理解することも必要である

放課後児童クラブ運営指針(第二章)5.子どもの発達過程を踏まえた育成支援における配慮事項(4)遊びと生活における関わりへの配慮

これを抑えておけば指導員として高得点をマークできます。

えっ…
どういうこと?
直接?関節?

ざっくり

柔軟な対応のこと…

指導員をしていると、子どもと関わる際に

疑問

子どもを見守るべき?
一緒にあそぶべき?
どっちがいいの?

と疑問に思うこともあるかも知れません。

それの答えがここに記載されています。

答えは、どっちも…です。

必要に応じて…です。

その関わりは間接的であったり、直接的であったり、柔軟な対応です。

あいまいな答えなように感じるけど、これができるできないかがポイントとおもっています…


そのことが運営指針に明記されているのが、私がこの部分をおすすめする理由です。

大好き

私のお気に入り♡

遊びは子どもにとって最も自主的な活動であり、面白ければ継続しますし、つまらなければ止める活動です。

しかし、直接的に指導員が一緒に笑いながらあそぶことで、子どもの遊びが豊かになることもあります。

間接的に関わることで、子どもが自分自身で安全に遊べる力が身につくこともあります。

一人ひとりの成長や状況に応じた臨機応変で柔軟な関わりができることは、学童保育指導員の魅力の一つであり、そこが高い専門性の部分ともつながってきます。

ここでも同解説書を参考にします。

放課後児童クラブは子どもや保護者の努力を身近に感じ、子どもの成長を発見することができます。

時には、子どもの言動に戸惑うこともあれば、それまでの関わり方に迷いが生じることもあるでしょう。

だからこそ、放課後児童支援員等は、日々の気付きを大切にして育成支援を振り返る時間を持つ必要があります。

そして、放課後児童クラブにおける休息、遊び、自主的な学習、おやつ、文化的行事等を含む子どもの生活全般を通して子どもの示す行動の意味を理解し、家庭や学校、地域社会及びそれを取り巻く文化的・社会的状況の変化を踏まえながら、子どもの発達について大局的な見通しを持つことが大切です。


放課後児童クラブ運営指針解説書(P55の最終段落)

こっちしか持っていない…

これも青いほう…

日々の気付きを大切にして育成支援を振り返る時間を持つ…

ここが子どもの発達とあそびを理解する上で、大切なポイントであると感じています。

大切なものはいつも日常にある…ということです。

それらを振り返る力、柔軟な思考と対応ができることが指導員の専門性です。

まとめ

子どもの発達とあそびについてポイントを3つに絞りました。

①発達の特徴
②発達とあそび
③配慮するポイント

子どもは「行きつ戻りつ」を繰り返し成長しています。

そして児童期の子どもはあらゆる力が大きく育つ時期です。

その育ちのほとんどは、あそぶことで培われる力です。

あそびは子どもの成長に欠かせないスーパー栄養剤です。

栄養不足では、健全に育つことはできません。

ピーマンも…

野菜も果物も栄養があって育ちます

そしてその配慮するポイントは、一人ひとりの成長や状況に応じた柔軟な思考と関わり方です。

日常、子どものどんなことに気づき、子どもの何を大切に関わるか…

成長・発達

振り返りを通して、指導員も子どもと共に成長する

それが学童保育の魅力です。

最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます。

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じゃーねー

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