
子どもたちとどうやってあそんでいいかわからない…
この方法であっているの?
ポイントとかコツがあればいいんだけど…

いいヒント
あるよ♪
今回は子どもとあそぶ時のポイントについて、イオピーマンなりに簡単に、わかりやすくお伝えしていきます。
この記事を読むことで、子どもとあそぶポイントが理解できるようになります。
そうすることで、子どもたちとスムーズにあそべるコツがつかめます。
そして、さらに子どもたちと適切に関わることができて、信頼関係を紡げるようになります。
環境や状況、状態や規模などおかれている立場はみんな違います。
その中でも、共通のポイントを探り、大切にしたい視点を絞り出した内容となっています。
どうぞ最後までお付き合いください。
子どもとあそぶ時のポイント5選‼の前にサンマ?

まずはサンマをしる・・・

えーっ
さんま?
あそぶのに必要な3つの間のことです。
時間・空間・仲間の3つの間のことを三間(さんま)と言います。
その3つのどれが欠けても、健全なあそびは成立されません。
しかし、現代では学童保育の生活からも時間と空間は失われつつあります。

仲間はいるかな?
私たち指導員は、あそびが子どもたちにとって欠かせないものであることを知っています
➡︎学童期の子どもの「あそび」に秘められたスーパー効果とその意味は?
そしてその中で、
どのようにあそび込める時間と空間を生み出していけるか?
または、それに代わるものを工夫していけるか?
が私たちに問われています。
この三間の危機の中でも学童保育の可能性を信じ、指導員としてできることを考えていく必要があります。
そこで、もう一つ、間が加わります。
それが手間です。
時間と空間と仲間に対し、指導員の手間を加えることが子どもたちのあそびを豊かにします。
これが学童保育の可能性とも言えます。
指導員は、ただあそびを安全に見守るだけが仕事ではありません。
子どもたちと一緒にあそぶ中で、子どもたちとあそびに手間を加えることができるのは、現代の社会の中で学童保育指導員以外に見当たりません。
それではポイントです。

学童保育指導員って
すごい♫
ポイント①環境に心を配る

あそびの環境構成が整っていることは最重要です。
子どもが環境との交流を持ち始めるまでは積極的に、交流が始まったら消極的になりなさい。
マリア・モンテッソーリ
とあるように、指導員は、子どもたちがあそびだすまでの準備や導入に力を入れて、あそびだしたあとは子どもたちに任せることが大切です。
適切な環境さえあれば、子どもたちは自分たちであそびます。
そして自らの力で、自己を成長させることができます。

自己教育力だね
これもモンテッソーリ教育
子どもたちが自らの意思と発想であそびだしている時に、指導員が入ることで、あそびの発展を止めてしまう場合があります。
子どもたちが調子よくあそんでいる時は見守りながら、必要なときだけサポートすることも大切です。
遊び道具の環境にも心を配る
今使っている遊具やおもちゃは
- 使いやすい?
- 片付けやすい?
- ボロボロになってない?

チェック!
遊び道具を整理整頓することは、とても大切です。
例えば、
トランプの枚数はそろっていますか?
ジョーカーが折れたり傷がついたりしていると一緒にあそんでいる時に

あっ⁉
ジョーカー…
と、相手にばれてしまいます。
このことは意外と大切です。
このこととは、トランプなどのおもちゃが整理されていることです。
こわれているものとかを準備時間に直し、

どのあそびが今、誰に人気があるか????
などを常に気をかけておくことが必要です。
子どもたちと対話しながら、モノを大事に使う方法やあそびやすい環境について一緒に考えていくことも大切です。
指導員が環境に心を配ると、不思議と子どもたちにも伝わります。
子どもたちも、モノに心を配るようになります。
指導員は、ただ遊び道具を出すだけでなく、
子どもたちが

あそびたい
大切に使いたい
と思えるように、願いと心を込めて環境を構成する必要があります。
1人ひとりの子どもたちの顔を思い浮かべて、子どもたちと対話の中で環境を整えることが、子どもたちのあそびの世界を充実させるポイントとなります。
ポイント②あそび仲間となる

とにかく子どもにかえったつもりであそびます。
つもりとは、子ども目線になることです。
例えば、おままごとをしていて

こっちのお皿に入れた方がいいよ
レジの位置はこっちの方が流れがスムーズね
など大人だから気づいてしまうこともあります。
しかし、子どもたちがやりたいように任せたり、一緒にその効率が悪いように思うあそびをして、あえて楽しむことも大切です。
子どもの世界に入っていくことは、子どもと信頼関係を紡ぐ1番の近道です。
子どもたちは仲間の言うことや意見には耳を傾けてくれます。
➡学童保育指導員が子どもたちとあそぶ価値は?あそぶことは仕事ですよ‼
しかし

なかなか簡単に、童心にもどれないよー
という方もおられることでしょう。
そういう方に試してもらいたい方法があります。
その名もすべていいなり作戦です。
まずは子どもたちのあそびに入れてもらいます。

何したらいい?
と聞いてみます。
そして

お客さん役をやって
あとはお金をつくって
と言われるがまま、あそんでみてください。
いいなり作戦は、作戦です。
子どもに聞いてみて、仲間に入れてもらい、少しずつ関係をつくっていく作戦としてあそび世界にもぐり込むことを試してみてください。

あそびに潜入♫
子どもたちは色々とお世話を焼いてくれます。
おおらかな気持ちで、一緒にあそぶことがポイントです。
仲間に入れてもらうこと・・・子ども世界の潜入捜査も指導員の専門性と言えます。
ポイント③あそびをリードする

豪快にあそんだり、指導員が見本を見せるパターンです。

自分の特技とかありますか?
野球ができる人は、その力を存分に出して引っ張っていきます。
折り紙が上手な人は、美しい作品をつくって見せつけます。
特技は、そのまま保育に生かすことができます。
子どもたちが

すごい
やってみたい
という気持ちをかりたてるほどの技があれば自分の武器となります。
技術ほどではなくても、ちょっと得意なこと、好きなことでもかまいません。
ぐいぐいとあそびを引っ張っていく気持ちだけでも、立派な武器となります。
そこに子どもたちは魅了され憧れを抱きます。
このように、子どもたちは見本となる人のマネをしたり、憧れを抱くロールモデルがあることで、あそびの力をぐんぐん伸ばします。
あそびの力が伸びると、それは人生における生きる力を養うことにも繋がります。
また子どもたちが憧れを抱き、

こんなふうになりたい
とおもって物事に取り組むときの、子どもたちの集中力や成長する速さには目を見張るものがあります。
時には、豪快にあそびをリードすることで、このような力を引き出すことに結びつきます。
自分自身が少し得意なことや好きなあそびでも保育に活かせることができるのがポイントです。